ダウンロードファイルを実行DISKにする方法
IIの5インチフロッピーの作り方)

5.appleIIとWindowsを通信ケーブルでつないで転送する方法
動作検証済みAppleII
   IIplus+SuperSerialCard    IIe(64k)+SuperSerialCard2



AppleII+にはかないませんが、テストで使ったDOS/V機 かなり年季が入っています。
ちなみにPentium200(notMMX) 96メガメモリー S3VERGE GA586HXマザー
Windows98SE、ISAの10base シリアルマウス
  10日前までpentium100でCDやハードディスク、メモリーもない状態で2年くらい放置されて・・
この企画で復活しました

必要なソフト
   ・Win側にAPPLE II用5インチディスクに変換したいAPPLE II用のソフトを用意する。拡張子dskです 当(appleIII用CD)に多数収録

   ・Win側にWin〜APPLE II用通信ソフトを用意する。  ADT122
        (Appleのサイト、asimov等に登録されている )リンク切れですね 当(appleIII用CD)に収録
必要なハード(OS)
   ・Window95,98は動作可能(ただしテストは98で行っている
   ・WindowsMe,2000,XPもハイパーターミナルが動作するので 動作可能と思われる(Me,XP途中まで検証)
    

   ・DOS/Vはシリアルポート付のもの(最近USBしかないマシンも多い)

   ・Dos3.3システム
   ・AppleII+(ランゲージカードとSuperSerialCard2)またはAppleIIe+SuperSerialCard2
    AppleIIで6k整数basicのみ搭載の初期型は動作しません。APPLE10KBASICが必要
     
このBASICはappleIIを起動したときに
     プロンプト ] がでればAPPLESOFT(10KBASIC)

     プロンプト > がでれば6kBASICです。
 
概略使用方法
  ・Win〜APPLE //をシリアルケーブルでつなぐ。

Apple//側の通信ソフトFDの作成(300ボーで通信します)
非常にややこしいですが最初のみです(95,98用説明)
Me、XP注意
 ・Win〜APPLE II用通信ソフトハイパーターミナルで、最初の1回のみAPPLE //に通信ソフトを転送する。
AppleII側SuperSirialCard
300ボーの設定
左に同じ
Windows98側で スタートメニュー/プログラム/アクセサリー/通信/ハイパーターミナル のフォルダーを開いてください 左に同じ
フォルダーが空の場合 ハイパーターミナルをインストールします。コントロールパネルのアプリケーションの追加と削除をクリックしてwindowsファイルを選択し通信の項目内からハイパーターミナルにチェックしてインストールします。 WIN98CDを いれるように要求があるかもしれません。 meはデフォルトではインストールされていません
XPはあるようです
右図のようなアイコンがすでにある場合Wクリックして起動します 左に同じ

名前もアイコンも適当に付けて
左に同じ

appleIIとつないだcomポートを選択します
XPでは接続方法:com1
を指定します

 com2,com3が出る場合もありますが多分USBエミュレーターのことで使えません

上記の設定をしてください
me:左の図はそのまま同じ
詳細設定(A)を押すと
画面P(後述)


XP:詳細設定(A)はありませんのでOK押します
またドライバ:リソースもありません

ここはとりたてて設定は変更しませんがASCII設定を押します
XP:
ファイルからプロパティ押し 設定をクリックして左画面

バッファの行数500を1にします

画面S(後述)でもこの表示に入れます

Me&XP重要
エンコード方法で
標準JISを選択します

デフォルトがshiftJISなので必ず変更してくださいエラー率が高くなります

なお95,98ではデフォルトが標準JISになってます

ここはこの設定のほうが良いでしょう
左に同じ
ADTのフォルダー内のの横にコピーしておきます なおADT_ss.dmpはテキストデータなのでメモ帳などで表示しておくと中身がわかって良いかも・・
登録された拡張子を表示する設定をしないとAdt.dskとAdt.exeがわかりづらいです。
(設定はWin98の基本ですがフォルダーのメニューで表示/フォルダーオプション/表示の項目の中です)
(winXPはフォルダーのメニューでツール/フォルダオプション/表示/詳細設定の項目の中です)
左に同じ

ここをクリックして設定項目に入ります
画面S

左に同じ

モデムの設定を押して


Me,XPではモデムの設定は出来ません

Meは後述の送信バッファ設定ができます


ポートの設定画面から詳細設定を押し送信バッファを1にします
画面P
Meでは最初の通信ポートのプロパティから設定します (低)にします



XPでは設定できません
こんなロースペックに繋ぐのは知らんということでしょうなぁ・・
AppleIIをDos3.3FDから起動して ブランクディスクと差し替えておきます
ブランクディスクとはDOS3.3起動後、新しいディスクを入れ INIT HELLO で初期化したものです
その後、IN#2 [enter]キー
[ctrl]+A を押すとAPPLE SSC:と表示されますので
6B [enter]キー を入力します
これでAppleは信号の入力を300ボーで待っています
APPLE操作・・・1
メニューから転送をクリック
テキストファイルの送信を選び 先ほどのを指定します
Me,XPでは
テキストファイルの送信を選択

拡張子txtではないので
すべてのファイル*.*を選択すればとADT_ss.dmpを指定できます
データ送信中はこんな感じです  最後にBSAVE ADT〜と表示されたら終了です

データ受信中のAppleII
転送が無事終了しますと 自動的にフロッピーにADTプログラムが保存されます
Me,XPでは最後にいくらかの文字が表示されますが
(例 〜L$0A14 00 01 EF D8 00)

appleからエラー音がしなければ大丈夫です

エラー音が時々する場合
は通信ケーブルのコネクターをアルコールなどで掃除してください
 アップル][のキーボード[CTRL]+RESETでAPPLESOFTに戻り(プロンプトを*から ] にする)
CATLOG およびリターン・キー
でフロッピーの内容が表示されます ADT.SSが表示されているはずです。


問題なければ win側のハイパーターミナルを終了します。
操作ミスや通信エラーがおきた場合はWin,Apple双方の通信ソフトを終了し、あるいは本体をリセットしないとバッファに残ったデータが邪魔をしてまたエラーしやすくなります
なお受信エラーのときAppleIIはbeep音を出します。
APPLE操作・・・・2

左に同じ


ですがエラーした場合やキャンセルした場合は
システムはともかく winのハイパーターミナルのみは再起動してください

apple側ではアップル][のキーボード[CTRL]+RESETでAPPLESOFTに戻り(プロンプトを*から ] にする)
APPLE操作・・・1
からやりなおしです


送信最初に
3D0G
NEW
CALL-151
を送りますがここをうまく通過すると最後までエラーしないようです
 
は〜い ご苦労様 ここまでの作業は1回だけです。  XP検証はここまで 2009/9

apple用のFDができたら2回目の通信はそれを使用して 19200ボーで
     adt.dskデータを転送して自動起動のFDを作ります。

以下me,XP未検証
AppleII側SuperSirialCard
19200ボーの設定
windowsでadt.exeを起動します

ケーブルコネクトしているポート番号を指定

ボーレートは19200にします。Connectボタンを押します。
windows側ではこれ以上の操作は不要です。
Apple側で BRUN ADT.SS [enter]を押します。
起動したら
「R」[enter]キー、「ADT.DSK」、[enter]キーを押して下さい 
アップル][ は受信状態となりWinからのデータを待ち受けます(この状態になればOK!です)。
しばらくすると 受信をはじめます こんどはかなり早く転送が終わります(2分以内)
注意 (フロッピーには上書きされるので新しいフロッピーと入れ替えたほうがよいでしょう)
     (もちろん あらかじめdos3.3で初期化済みのフロッピーを!)
 adt.dskデータを転送すると自動起動のFDができます 次回からこれを使うと楽です
さあ もう簡単よ〜ん(できてしまえば、ここだけです)
使う方法:

(1)ADTディスクからアップル][をリブートして下さい。
(2)Winで「ADT」を開始して下さい。アップル][でADTを開始します ADTメニューがオートスタートするはずです
 Supersirialcardですから(1)を選択してください。
(3)WindowsのADTフォルダーにアップル][ に転送したいディスク・イメージを入れます。

(4)アップル][でADTコマンドをタイプして下さい。ADTコマンドは以下のようです:

「S」- アップル][からWindowsにディスク・イメージを送ります 。
「R」- Windowsからアップル][がディスク・イメージを受け取ります。ファイルネームを打ち込む必要あり!
「D」- WindowsのADTフォルダー内容をアップル][に表示します。
    [ . ]や[ . . ]などが表示されますがこれは自分自身のフォルダーと1つ上の階層フォルダーを意味します。
    また漢字のフォルダー名は文字化けします。 拡張子dsk以外は記憶しても意味ありませんね。
「C」- ADT設定 コンフィグレーション。(初期設定で19200になってます)
「Q」- ADTプログラムを終了。

Dで内容を確認して DOS3.3でフォーマットした5インチフロッピーをいれ 
R リターン ファイル名をタイプし リターン 数分お待ち下さい チーンと鳴ったらできあがり!
基本的には転送中はWinを操作する必要はありません


IIe+apple super serial card2の設定
赤丸内のジャンパーブロックの△の向きに注意 逆になっていたら写真のように差し替えて下さい。足が曲がりやすいので注意
カードは必ず#2のスロットに差す事
   当たり前ですが DISKインターフェースは#6にささっていますか? 僕は#6に
さしてあるつもりが#7にあり 2時間悩みました。途中までは動くんですよね、これが!


大成功
Windows98の注意点!!
AppleIIでは漢字と英数小文字をファイルネームに使えません。当たり前ですがこれが問題です。
ADTでWindowsのフォルダーを覗いたとき、文字化けしているファイルがなかったですか?windowsのファイル名の英小文字は文字化けするんです。ところがWindows側で小文字なのにApple で正常に見えるファイルもある。 これには理由があります おせっかいなwindows98の仕様に問題があります。
ファイルネームの実際と表示による混乱
実際 windows が表示している Appleで覗くと
正常 ADT.DSK Adt.dsk ADT.DSK
だめ Adt.dsk Adt.dsk A%i($&#.#$%&
だめ adt.dsk Adt.dsk '$%i($&#.#$%&
だめ ADTWINDOWS.DSK Adtwindows.dsk ADTWINDOWS 結構長くても見えるけど使えるかな

これを防ぐためにはwindowsのフォルダーメニューの表示のフォルダーオプションの表示
のなかで すべて大文字の名前を表示するにチェックをいれます。こうすれば 少なくとも
実際とWindowsの表示は一致します。そこで実際に英小文字を大文字に打ち変えればOK!

 --------------MeやXPはどう表示するか未検証です---------------