必要なソフトやデータ
・MAC側にAPPLE II用5インチディスクに変換したいAPPLE II用のデータを用意する。
(Appleのサイト、asimovなどに
登録されている ) 拡張子dskです
・MAC側にMAC〜APPLE II用通信ソフトを用意する。
双方にアプリケーションが必要ですが ソフト名(Macadt121)で これだけでMacとAppleIIのアプリ両方がそろいます
(Nifty fapple等に登録されている 「MACADT」 下記追記3参照)
必要なハードとシステム
モデムポートを持つMacintosh と シリアルプリンターケーブルとAppleのDOS3.3システム
IIの時はAPPLESOFT(10KBASIC)を搭載したAppleII+5インチドライブ+DOS3.3システム+SuperSerialCard2
IIやII+の場合 メモリー搭載量に注意 48kがbest
IIe,II+の時は5インチドライブ+DOS3.3システム+SuperSerialCard2
IIc+の時は+5インチドライブ+DOS3.3システム
IIcの時は+DOS3.3システム
5インチフロッピー(1D、2D、2DDのみ 2HD不可) 数枚
注意 AppleIIで6k整数basicのみ搭載の初期型は動作しません。APPLE10KBASICが必要
BASICはappleIIを起動したときに
プロンプト ] がでればAPPLESOFT(10KBASIC)
プロンプト > がでれば6kBASICです。
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概略使用方法
・MAC〜APPLE //をプリンタケーブルでつなぐ。
この作業は最初の1回だけです |
Apple//側の通信ソフトFDの作成
・MAC〜APPLE II用通信ソフトのマニュアルに基づき、最初の1回のみAPPLE //に通信ソフトを転送する。(300ボー)
apple用のFDができたら2回目からの通信はそれを使用する(2回目からは19200ボー)
(DOS3.3+APPLESOFT(10KBASIC)には
通信ポートから受け取ったデータをメモリーに貯えてフロッピーにsaveする機能があります)
・DOS3.3初期化してある5.25"フロッピーに通信ソフトをセーブする。 |
普通使う方法(非常に早くて簡単) |
MAC→APPLE //へのファイル変換の概要
・通信ソフトをMAC側及びAPPLE //側共に起動する。
・通信ソフトのマニュアルに基づきMAC〜APPLE //のファイル転送を行う。
・DOS3.3初期化してある5.25"フロッピーにソフトをセーブする。 |
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ケーブル
機種 |
ケーブル |
ADT設定 |
その他 |
IIc |
mac8pin<->DIN5pin
(自作)*1 (市販品) |
標準 |
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IIe+apple super serial card2 |
mac8pin<->Dsub25pin
(市販品)
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標準 |
シリアルカードの設定必要
メモリー64k必須 |
IIc plus+5インチドライブ |
mac8pin<->mac8pin
(市販品) |
5インチドライブから起動時は標準 |
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IIeカード(MacLc内蔵) |
mac8pin<->mac8pin
(市販品) |
標準 |
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IIgs |
mac8pin<->mac8pin
(市販品) |
標準と思う(未確認) |
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ケーブルの例 |
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IIcの場合モデムポートのコネクタは旧式のDIN5PINです |
純正IIcプリンターケーブル |
赤丸内のジャンパーブロックの△の向きに注意 逆になっていたら写真のように差し替えて下さい。足が曲がりやすいので注意
カードは必ず#2のスロットに差す事 |
IIeはmac用のモデムケーブルで
使用できました
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apple super serial card2の場合はシリアルカードの設定が必要です
*1ケーブルの信号はmacADTに付属している(「cable.txt」を参照してください)
つまり 半田付けの必要がなく標準で動作するアップルIIは LCに入れるIIeカード と アップルIIgsだけということでしょうか
appleIIe+workstationCARDでも標準ケーブルでOKのようです?
詳細使用方法
「macadt121.sit」:
ダウンロードして解凍できたら以下のファイル群になります
「MacADT 1.2.1」のフォルダー
「MacADT」- MacADTマッキントッシュ、アプリケーション。
「adt.dmp」-ADTのオブジェクトコード(ダンプ・フォーマットを参考までに)。
「docs」のフォルダー
「macadt121.doc」-このファイル;MacADT 1.2.1マニュアル。この文章の原著
「adt120.doc」- ポールGuertinによるADTマニュアル(英文)。
「cable.txt」-ケーブル仕様(PINの配列と信号)。
「transfer」フォルダー
「adt.dsk」-ADTディスク・イメージ。(オートスタート)
これは アップル][のDOS3.3用プログラムであり アップル][に転送してアップル側で使用
イメージがADTによって移すことができるディスクは、単に16セクターx 35のものです
(140KB;143360バイト)フォーマットされたディスク。例、DOS3.3、パスカル、およびProDosディスク。
イメージファイルがMacADTによって作られたディスクは、アップル][から読むことができます エミュレーター(STM、IIe)など。
インストール:(アップル][ 用のDOS3.3+ADTのシステムフロッピーを作る)
(1)アップル][を 「DOS 3.3 brankディスク」から起動して下さい 。
(i) IN#2 およびリターン・キーをタイプして モデム・ポートへの標準の入力をセットします。
(ii) <ctrl+A>を入力すると ssc:と表示されますので6B とタイプして、リターン・キー。
これでAppleIIは300ボーの速さでデータが来るのを待っています
(2)MacでMacADTを起動しポートをモデムにセットしてスピードを300にセットします
「Install」メニューから「MacADT」、「Send ADT Program...」を選択して開始します。
アップル][に「adt.dmp」を送るために 「Start Sending」ボタンをクリックします。
それは、約7分かかります。送った後で、「END」ボタンをクリックして下さい。
正常に転送中は アップル][のCRTに16進ダンプリストが流れるように表示されます |
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転送が無事終了しますと AppleIIは自動的にフロッピーにADTプログラムが保存されます
ctrol+resetキーを押してプロンプト*から ] にします(モニターモードからbasicモードへ)
アップル][のキーボードからCATLOG およびリターン・キー
でフロッピーの内容が表示されます ADTが表示されるはずです。
(3)アップル][でADTを開始するには「BRUN ADT」とタイプ、およびリターン・キーです、
(4)通常使用するADTディスクを製作するためにテストをかねて新しく転送をしましょう
Macadtを再起動します すると デフォルトでスピードは19200になってます このままにして
(シリアルカードを使っている場合 19200にスイッチを変更します)
ポート設定はあなたがケーブルをつないでいるポート(モデムかプリンターか)にします
アップル][でもadtを起動します 起動したら
「R」リターンキー、「ADT.DSK」、リターン・キーをタイプして下さい
アップル][は受信状態となりMacからのデータを待ち受け(この状態になればOK!です)。
しばらくすると 受信をはじめます こんどはかなり早く転送が終わります(2分以内)
(フロッピーには上書きされるので新しいフロッピーと入れ替えたほうがよいでしょう)
(もちろん あらかじめdos3.3で初期化済みのブランクフロッピーを!)
これでできたAppleIIのFDはADTがオートスタートします !!
はい ご苦労様 ここまでの作業は1回だけでおしまいです |
(トラブル 受信しない場合------------------
1)Mac側のMacADTがready状態ではありません(MacADTがインストール画面ではないこと)
2)ポートが貴方がケーブルをつないだポートになっていること(モデムポート推奨)
3)転送スピードが19200になっていることを確認してください
MacADTを再起動した場合は全てデフォルトに戻ります
まったく受信しない(300ボーでも)場合はケーブルを疑ったほうが良いかもしれません
通常使う方法(非常に早くて簡単)19200ボー通信 |
(1)ADTディスクからアップル][をリブートして下さい。
(2)Macで「MacADT」を開始して下さい。アップル][でADTを開始します ADTがオートスタートするはずです
(オートスタートしない場合はBRUN ADTと入力してreturn)
(3)マッキントッシュの「transfer」フォルダーにアップル][に転送したいディスク・イメージを入れます。
(4)ファイルタイプの設定:
ディスク・イメージのデフォルトのファイルタイプは、STM(StopTheMadnessーapple][エミュレーター)のA2EM/DSK5です。
もしIIe(apple][エミュレーターの一つ)のデータを使えば、「ファイル」メニュー、および「設定項目...」で「IIe」を選んで下さい。
(5)アップル][でADTコマンドをタイプして下さい。ADTコマンドは以下のようです:
「S」- アップル][からマッキントッシュにディスク・イメージを送ります 。
「R」- マッキントッシュからアップル][がディスク・イメージを受け取ります。
「D」- マッキントッシュの「transfer」フォルダー内容をアップル][に表示します。
「C」- ADT設定 コンフィグレーション。(初期設定で19200になってます)
「Q」- ADTプログラムを終了。
Dで内容を確認して DOS3.3でフォーマットした5インチフロッピーをいれ
R リターン ファイル名をタイプし リターン 数分お待ち下さい チーンと鳴ったらできあがり!
基本的には転送中はMacを操作する必要はありません |
大成功 |
注意 AppleIIでは漢字と英数小文字をファイルネームに使えません。当たり前ですが 注意が必要です。
ADTでMacのフォルダーを覗いたとき、文字化けしているファイルがなかったですか?
dskファイルはすべて英文字を使用して短いファイルネームを付けましょう。AZTEC.DSKとか |
asimovサイトやその他ミラーサイトでMacADT.sitをダウンロードして解凍しようとしたがどうしてもエラーが出て解凍できませんでした
唯一 解凍できて動作したのが NiftyのFAPPLEの1.2.1だけでした 感謝!!これはそれを元にして日本語訳したものです
Niftyのfappleは@niftyのサイトから入れますが niftyの会員でないとフォーラム(fappleなどがある)に入れません。
会員になるためには@niftyをご覧下さい
2001年9月現在 ---->残念ながら 2005年に閉鎖されるようです
--マッキントッシュのためのアップル・ディスク転送プログラム--
Octorber 1996 バージョン1.2.1
by Hideki Naito (PBC03243@niftyserve.or.jp)
Original DOS version: ADT1.20 by Paul Guertin (Thanks!)
備考 転送ケーブルを使う方法ではファイルタイプを考慮する必要はありません。 |
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